市民型講座

市民型講座

第36回:人類の進化から見える夫婦円満の秘訣 

第36回:人類の進化から見える夫婦円満の秘訣  開催日時:平成29年8月2日(水曜日) 18:00~19:00講演者:義江 修 医学博士 近畿大学名誉教授   仙台・太白病院 院長  健康漢方研究所 所長
市民型講座

第35回:社会において重要な役割を演じている各種鉄酸化物とその背景

第35回:社会において重要な役割を演じている各種鉄酸化物とその背景 「抄録」「鉄酸化物の種類」として、通常の酸化鉄のほかに、水酸化鉄、オキシ水酸化鉄等があり、地球上においてそれらは偏在している傾向がある。それとともに人間社会においてそれらは重要な役割を演じている。それらに関連して、鉄鉱石の資源、鉄鋼表面に形成する鉄錆、およびそれらの周辺の話題などについて紹介します。 鉄は人間社会にとって切っても切れないほど縁の深い物質ですが、空気中で酸化して錆びてしまうのが欠点とも言われます。酸化鉄には何種類もあり、空気中で安定な種類で表面が一旦覆われてしまえば、マンホールの蓋のように錆びにくい鋼材になるそうです。また鉄に燐が含まれていてもインドにあるデリーの鉄柱やフランスのエッフェル塔のように腐食に強いし、炭素を少し混ぜるとハガネのように堅くなりますが増やすと鋳物のように脆くはなりますが整形し易くなります。 地球上には鉄鉱石としての埋蔵量は約2,300億トンとも言われ、ブラジル・アマゾンのカラジャス鉱山に埋まっている180億トンも大陸移動が始まる前に一緒に堆積し、酸素を嫌うシアノバクテリアが排出する...
市民型講座

第34回:健康の維持に重要な微生物と感染症を発症させる怖い病原微生物

第34回:健康の維持に重要な微生物と感染症を発症させる怖い病原微生物 自然界と身の廻りには実に様々な微生物(細菌、ウイルスやカビ)が生存していますが、普段の生活に欠かせない食物の発酵や体内での消化との深い関わりについて大変わかり易くお話しして下さいました。その上で逆に健康を脅かす病原性微生物について、幾つかの例を挙げて詳しく説明して下さいました。以下は主に抄録からの抜粋です。人類は、古代から多くの経験と知恵により有用な微生物を上手く活用して食生活を豊かにする発酵食品(ヨーグルト、チーズ、漬物、醤油や酒)を生み出して来ましたし、動物の腸内に住みついた微生物は「食材の分解と栄養素やビタミンの産生」による「健康の維持と免疫」に極めて重要な役割を担っていて、牛もパンダも草や笹を消化出来るのだそうです。ヒトの腸内には約300種類100兆個もの細菌が生存しているが、O157やO111などの大腸菌は赤痢菌と同じベロ毒素を出すし、ボツリヌス菌や破傷風菌は生物界で最強の毒素タンパク質を産生するとのことです。また、 *ヒトが最も発症する「かぜ」の原因は約90%がウイルスである、 *免疫力が低下している高齢...
市民型講座

第33回:鐵の腐食-瑞鳳殿弔魂碑

第33回:鐵の腐食-瑞鳳殿弔魂碑 仙台市瑞鳳殿のなかにある戊辰戦争の鐵製弔魂碑の腐食とその修復の経緯についてお話して下さいました。平成22年仙台市産学連携推進課から建立後140年経過して腐食の激しい鋳造物の修復を依頼され、翌年の東日本大震災の最中にも作業が続けられ、7月に完了しました。その間のご苦労と見事に復活した現在の姿を写真を交えてご説明下さいました。民間の業者からも断られる中、専門知識を活かした難題の解決は大学にとっても存在感を示す良い機会になりました。後藤先生は主にセラミックス材料の研究をされてますが、金属も腐食して酸化すればセラミックスになるとのお話に納得しました。益々のご活躍を期待致します。
市民型講座

第32回:宗教画を楽しむ

第32回:宗教画を楽しむ ヨーロッパを旅するとキリストや聖書の場面を描いた宗教画によく出会いますが、暗い・難しいといったイメージもあって日本人にはやや親しみにくいところもあります。しかし、少しの知識と伴に目を凝らせば、そこにはドラマと象徴にあふれた魅力的な世界が広がっているとのお話を伺いました。キリストの受胎告知、生誕、受難、最後の晩餐などについて異なる時代と画家の力作を比較されながら細部にわたってわかりやすく説明して下さり、西洋美術を代表するジャンルの世界的名画を身近に鑑賞して楽しむことが出来ました。
市民型講座

第31回:宇宙と地球内部のダイヤモンド

第31回:宇宙と地球内部のダイヤモンド 地球や惑星を構成する物質の構造や性質を実験的に研究されている東北大学地球惑星物性学分野担当の大谷先生に、誰にも馴染みの深いダイヤモンドが地球のみならず宇宙に大量に存在する様子についてお話し下さいました。宇宙には太陽系に比べて100倍以上の密度で炭素を多く含む恒星があること、地球に降り注ぐ隕石の内部や隕石との衝突で出来たと考えられるダイヤモンドが見つかっていること、今や人工的にも作れるが天然物より高価である、などの宝石にまつわる科学の話題が興味深く紹介されました。
市民型講座

第30回:日本語の学習と雑談

第30回:日本語の学習と雑談 長年にわたり留学生への日本語教育に尽力されて来られた才田いずみ先生にお話しを伺いました。日本に留学する外国人学生について国別では現在中国の9万4千人に続いてベトナムが3万9千人、ネパールが1万6千人、韓国が1万6千人となっているそうで、一昔前とは変ってきました。留学生は日本語を良く勉強しているが、雑談のような何気ないおしゃべりするのが難しい学生もあるとのことです。普段からのご指導の苦労話とともに日本語教育の現状を知ることが出来ました。当NPOのホームページにあります先生ご作製の日本語e-ラーニングも是非ご覧ください。
市民型講座

第29回:急性心筋梗塞の発症メカニズムについて

第29回:急性心筋梗塞の発症メカニズムについて 毎日私たちの命を預かっている心臓について、急性心筋梗塞、狭心症などについてお話しを伺いました。それぞれ病気の発症メカニズム、危険因子、管理の重傷性、薬剤の功罪、救急時の対応、などの具体的な説明がありました。結局は普段から気を付けて無理をせず、暴飲暴食を避けることが肝心なようです。適度な運動も大切ですが、早朝のジョギングだけは控えた方が良いとのことです。
市民型講座

第28回:認知症の転帰について

第28回:認知症の転帰について 昨年東北大学から仙台富沢病院に移られて1年半、医院長として主に認知症の診療に携わって来られた佐竹先生のお話しを伺いました。認知症は症状と、症状から派生する家族や社会への影響、病状が進んでからの大変さについてとてもわかり易く説明して下さいました。心暖かい先生が、今後とも医療のために鋭意尽くして下さることでしょう。
市民型講座

第27回:オプトジェネティクス ~ 光で脳と対話する革新技術

第27回:オプトジェネティクス ~ 光で脳と対話する革新技術 脳・神経科学分野では近年,光遺伝学(オプトジェネティクス)とよばれる技術が急速に発展して注目を浴びています。この分野の第一人者でいらっしゃる東北大学生命科学研究科教授の八尾先生からご講演を戴きました。オプトジェネティクスとは,光感受性分子ツールを細胞に作らせ,細胞機能を光で制御する新しい技術で今後,脳・神経科学分野だけに限らず、医学・生命科学の広範な研究分野の研究に大きな革新をもたらすことが期待されています。人間に限らず殆どの生物は光を感じるツールを持っています。これを脳などに入れ込み、光をあてて様々な働きを調べたり操作する新しい技術です。お話しはナノサイエンスとの融合にまで及び、今後の発展が益々望まれる分野と強く感じました。